野菜や果物の出荷に始まった風評被害。
五山送り火の松明(たいまつ)で、「なんだかおかしい」と感じた人も多かったはずですが、
先日は、花火大会で使用する花火玉が、福島で製造されたことに対してクレームを付けられて、
愛知県産のものと取り替えたそうです。
「おかしい」を通り過ぎて、日本人は「バカ」になってしまったのでしょうか。
クレームを付けた方は、誰で、どういう意図で、どうしてほしいのか、明確にされたのでしょうか。
聞いた方は、実施することでどういう結果になるのか、きちんとシミュレーションしたのでしょうか。
問題ないなら、明確に断言して、実行すればよかっただけのことではないのでしょうか。
ただクレームに従っただけなら、言う側は増長するばかりだと思うのですが。
クレームは、きちんと調査し、情報を提供することを求めているだけで、ただ「止めろ」という意味ではなく、
当事者は、不安を除いて先導することが大切であって、本来の目的を失って迷走していては意味が無い。
単なる日常生活の些細なこと、行事ごと、だけの話ではありません。
日本の政策や国策に連なる行動原理なんだと感じました。
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