さまざまな情報が飛び交い、実際のところ何が正しいのかどこまで本当なのかわからず、一部では情報戦のような言われ方もしていますが、紛れもない事実としては、今この時にもウクライナでは攻撃による一般市民の死傷者が出ているということだと思います。ロシア国内では市民の犠牲が一切なく、ウクライナ国民だけが被害を受けているのはたしかでしょう。
ロシアはウクライナの捏造だと主張しているようですが、たとえそうだとしても、侵攻がなければ起きなかった事象であり、もとを辿れば責任の所在は明白です。軍事侵攻がもたらした事実は消えず、その罪を背負い、責任と償いを今後何十年と続けなければならないのは、ロシアやロシア国民になることに気づいてほしい。もしこの侵攻がプーチン大統領が勝手に起こした事件であったとしても、プーチン大統領がこの先何十年何百年も生きて責任を負ってくれることはありません。
戦争の結果は戦勝国に対して圧倒的に有利に働き、事実さえ捻じ曲げてしまうこともできますが、第二次世界対戦終結後、人類は幾度の紛争や戦争を経て学習したと信じています。正義は勝っても、力だけでは勝てないと。
ウクライナのみなさんに早く笑顔が戻ることを心から願い、正しいロシアのみなさんとも手を携えて、私たちができるかぎりの支援をおこないたいと思います。
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