見聞リポート
14世紀(今から約700年前)に建てられた現存する日本最古の民家を移築保存したものです。「家はもってせいぜい30〜60年」と言われる現代からすると、驚異的な年数です。
いえ、当然、材は傷む訳ですから、むしろ日本の風土に合わせて、モノを大切にする文化によれば、世界に誇れるこんな家がつくれるんですね。フォトギャラリー
滋賀県長浜市にある海洋堂ミュージアム(黒壁)に行ってきました。
今や日本文化を代表するアニメーション、そのフィギア製作から、
食玩具のブームを巻き起こしたリアルなミニフィギアまで、
童心にかえってしまうような楽しい空間です。
写真は、有名な映画で実際に使用された巨大な恐竜フィギアです。
捕鯨に関しては賛否、まあ色々です。
2011年3月11日、東日本大震災の日、副理事と事務局長は一緒に捕鯨の話を聞いていました。
世界各国の人(外国の学者さん)が参加していて、同時通訳を聞きながら、いろんな事を知りました。
残念ながら2日あるシンポジウムの1日しか参加できませんでしたが、
庶民感覚として感じた事があります。
「文化に介入することの危険」です。
他人のする事に対して、文化をとやかく言えるものではないのかなと、、、
ハイからローまで多種多様、十人十色、文化も様々ではないのかと。
その土地を背景に(生活基盤に自然現象は外せません)、
人が生きる中で産まれてくるものが文化ではないかと思います。
衣食住は、生きていくため、生活の基本です。
衣は気候に影響を受けます
住も自然環境に添って作られる方が良い事は、自分の住宅問題で思い知らされました。
食ももちろん環境です。
その土地に暮らす人々の、重ねて来た時間を知る事も無く、
自前の物差しだけで善悪を語る事を正しいと言えますか?
一つ違えば、自分が、その立場で生きていたのかもしれません。
そう思うと、まずは歴史と文化の背景を知ることから始めないと、真の理解は無いと思います。
私は鯨肉に親しいわけではありませんが、
日本人が捕らえたクジラを余すこと無く活かし、
慰霊碑を建てて死んだクジラを慰め、感謝をしていることは、
世界に誇るべきことではないかと思います。
決して人間だから何をしても良いわけではありません。
古き日本人は、自然に感謝し、生かされていることを自覚していた民族だったと思います。
日本人は自身の過去を知り、過ちは真摯に反省しなければなりません。
そして、他の皆さんには、始まりや歴史を学んでから意見を言っていただきたいものです。
(万事屋 サードサポートプロジェクトを一部改変)