相変わらず長らく更新できずじまいのまま、とうとう年末が迫ってまいりました。ちまたではクリスマスソングやら、お節料理の予約やらと、慌しい様子です。
さて、秋は日本文化にとって切っても切れない関係の「お祭り」の季節ですが、娯楽系、文化系、体育系と、さまざまな催しが開かれています。
今回ご紹介する催しは、欠陥住宅問題というシリアスな内容のものです。当事者となって早15年、苦しくて悔しくて悲しい思いを何度もしました。失ったものはたくさんあり過ぎますが、この経験のおかげで知ったことも確かにあります。この組織を作る1つのきっかけになったのも事実です。
日本から欠陥住宅問題なんていう悲惨な出来事は無くなって欲しいという願いから、日本人の住まいってそもそも何だろう、より良い住まい、日本文化に根ざした住まい、そんなことを考えるようになりました。
今回のシンポジウムでは、事務局長の亀井光が発表を行います。欠陥住宅問題に真摯に取り組んでおられる建築家の方々との話し合いの中で、住まいの大切さや本来のあり方などについて少しでも考える機会ができればと思っております。
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